看護師国家試験対策問題集との付き合いかた(2)

さあ!

本論に入りましょう。

 

例えば、

問題集に載っている在宅看護論の問題を解答するとしましょう。

問題の内容が

① 患者:高齢者

② 疾患:認知症

③ 患者の状態:認知症は緩やかに進行、自宅で療養していた。

今回、室内で転倒し骨折。要介護認定を受けることになった。

④ その他:家族が自宅で介護するといっている。

①~④の状況設定を読み、

ただ設問に解答するだけなんてもったいない!!

 

看護師国家試験について述べた際にも申し上げましたが

日本は超高齢化から多死社会に

移行するといわれているほど

少子高齢な社会です。

そして、その傾向は少なくとも20~30年は続きます。

現在の日本人の多くは医療機関(約8割)で亡くなっていますが、

2035年には約40万人が医療機関を死に場所として

選びたくても選べない状況が来ると言われています。

 

政府もただ黙っているわけではありません。

在宅で死を迎えることができる体制づくりを

急ピッチで進めています。

 

2018年の診療報酬改定のニュースをみましたか?

在宅医療に対する診療報酬が見直され、

適切かどうかはさておき、

医療機関が「在宅医療に力を入れよう!」と思えるような

体制を作ろうとしています。

 

と!いうことは・・・

と!いうことは・・・

 

そうです。

ホットな話題なのですよ。

高齢者・社会保障制度

 

逆に、少子化も深刻な問題ですので

小児(+乳児)・社会保障制度

についてもホットな話題です。

 

おまけに

成人期の患者さんが在宅療養することになった際の

社会保障制度も大切ですね。

 

もうここまで来たら!

まとめて関連する社会保険を覚えるのです!

 

【介護保険復習ポイント】

①何歳から加入する保険なのか?

②第1号被保険者と第2号被保険者の違い

(年齢の区分は必ず覚えましょう)

③要介護認定の手続きの流れ

④要介護認定について

(要支援1,2と要介護1~5、それぞれどのような状態であるのか)

⑤要介護認定ごとにどのようなサービスが受けられるのか

 

高齢者に関する知識も反復学習しましょう!

例えば・・・

①認知症高齢者の日常生活自立度判定基準

②高齢者の総合機能評価<CGA>

③認知機能検査<Mini-Mental State Examination ⇒MMSE>

などなど・・・

自分で解いた問題の中に

暗記が必要となるキーワードがあるかどうかを判断してみてください。

この問題を解いた後は、必ずこれらを全部覚えます。

毎回ですよ!

 

上に挙げた知識は、うろ覚えではなく

年齢や条件などをしっかりと覚えておくと絶対に安心です。

なぜなら、出題者はうろ覚えにしがちな

年齢や条件を選択肢の中に組み込んでくるからです。

私は国試の問題は作問した経験はありませんが、

試験を作った経験はあります。

 

受験生が

「えぇ~どっちだったかなぁ?」と悩む様子を思い浮かべながら・・・

私が出題者だったとしたら、出しますよ。

 

その一方で、

「こんなことは基本だから知っていて当然だよね・・

 サービス問題だったかなぁ」と思っていても

結構間違える人は多いです。

 

と、この時点で暗記するための

暗記ノートを作ろうとしてはダメですよ!

綺麗なノートを作っている時間的余裕はありません。

いまはインターネットやコピー機という強い味方がいます。

ちょっと調べれば、上に挙げた情報は

ほとんどのものが既に表やリストになっています。

それらの資源を活用しないのは勿体ない!

サクサク調べてプリントアウトして

暗記ペンで線を引き、色付き下敷きを使うなどして

暗記をし始めたほうが絶対に有益です。

 

最近、お仕事で

「人の行動や習慣を変えるためにはどのようにすればよいのか?」

というテーマを調べる機会がありました。

知識を自分の脳に完全にインプットして、

自分のものとするためには反復して情報を脳に擦り込む必要があるそうです。

何度も何度も擦り込んで、自分のものにしてください!